中之島をシマと呼ぶことに・・・
京阪電車が中之島まで延伸されたとき、笑福亭仁鶴師匠の「シマへ行こう」のポスターに妙な感じがした。先日の京都行き(妙心寺三門見学)の帰りの京阪電車の車内吊り広告も「シマへ行こう」。そうか、京阪は、中之島をシマと呼びたいのか。中之島は「なかのしま」であって、シマではないんだが。
中之島は、日銀と住友銀行(現三井住友)本店、朝日新聞本社、フェスティバルホール、市役所、図書館、中央公会堂などが並ぶ、ビジネスと芸術の中心。日本のマンハッタンと小学生のころから聞かされていたから、シマという軽い呼び方には抵抗がある。
しかし、残念なことに中之島のブランド力は弱い。堂島は「どうじま」で、シマとは絶対言わない、北新地(きたしんち)もブランド力が強い。堂島ロールがあれだけ売れているのも、もちろん素晴らしく(中のクリームが)美味しいケーキだからだけど、堂島を冠したネーミングもよかった。中之島ロールだと字数が多くて間延びする。
堂島ロールといえば、最近は、渡辺橋の真ん中ぐらいまで行列が延びてきて、専門の警備員が列を整理し、カイロを渡している。ゆうに100人は越えた行列は1時間に1回?程度の堂島ロール専用運搬車(本店ではケーキ製造していない)の到着を待っているようだ。
元横綱大乃国が「男が甘党でなにがわるい」と宣言した頃から男性の甘党が市民権を得て、スイートの店に堂々といけるようになり、堂島ロールの行列の過半数は男性。これを嘆くべきか新しいと感じるべきか・・・。(ちなみに、元横綱はワイン党でもあるので甘党・辛党の両方つかいの人。)
堂島ではなくて中之島の話題。東京のビジネスホテルで朝、全国の天気予報中継を見ていたら「仲之島」と表示されていた。関東エリアの放送だから誰も気にしないけど、パソコンの漢字変換にもでてこない「仲之島」はどこからひねりだしたのか。門前仲町の連想? そのように中之島の認知度は低い。
やがて、朝日新聞ビルやダイビルが高層ビルになり、中之島の風景も様変わりする。ショッピング街や高層マンションができる頃には、中之島とは呼ばず、シマになるのだろうね。
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コメント
はじめまして、私も最近になって大阪の町中をあるいています。堂島ロールには私もびっくりしました、堂島ビールはよしとして。
さて、中之島あたりは江戸時代に蔵屋敷が建ち並んでいました。その頃には「中之島」を「しま」と呼ぶこともあったようです。また、堂島には米相場が立っていましたが、昭和の初めまで、大阪の食堂では「米」のことを符牒で「しま」と言ってました。
ここら、桂米朝師の【米朝ばなし】の受け売りですが。古典落語を想像させる意味で、笑福亭仁鶴をもってきたのではないでしょうか?
投稿: 順ちゃんの夫 | 2009年5月13日 (水) 06時31分
コメントありがとうございます。「シマ」は、住友や朝日新聞より、もっと昔の中之島に由来するのですね。
上方落語の貴ブログを拝見しました。「地獄八景」とか、上方には壮大なネタがあって凄いと思います。では、また。
投稿: masayukiz | 2009年5月17日 (日) 00時58分