ヴィレッジ・ゲイトのファザー・トム・ヴォーン
ヴィレッジ・ゲイトのファザー・トム・ヴォーン
本職は神父にして、夜な夜な、ジャズクラブに出没し、熱い演奏を聴かせる二足の草鞋の人、ファザー・トム・ヴォーン 。『ヴィレッジ・ゲイトのファザー・トム・ヴォーン』は、 99年に日本初CD化のとき迷わず購入したアルバム。
演奏もいいが、音もいい。ライブの雰囲気がリアルに録音されていて、CDで聴き映えするアルバム。共演がエルビン・ジョーンズにアート・デイビスと大物ジャズメン。
このアルバムは、プロデューサー、ジョージ・ウエインが、デトロイト在住のトム・ヴォーンをニューヨークに招いて、当時、ジョン・コルトレーンのバンドにいたエルビンとデイビスを参加させて制作したライブ盤。天下のジャズクラブ『ビレッジ・ゲート』で演奏するトム・ヴォーン、臆することのない堂々たるセッション。ライブの醍醐味十分で、エルビンのドラムも絶好調。実は、エルビンとトム・ヴォーン、デトロイト・ポンティアックの同郷で、ジョーンズ家のジャズセッションに、少年の頃から入り浸って、いっしょに演奏していたのだ。1950年代、人種差別のあった時代に、白人の厳格な神父さんの子息が、ジャズ一家、ジョーンズ家と親密なおつきあいがあったわけで、このライブ、エルビンとヴォーンの幼なじみセッションでもあり、リラックスした雰囲気に満ち満ちている。
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